No.653 '08/05/29
5月の20日から23日にわたって「石垣島」へ行ってきました。 大潮(おおしお)の日に当たりました。
日常での戦いに疲れて(笑)「石垣島」に行ってきました。 この「日記」、私の音楽活動の中身について書いていくつもりでいるのですがついつい遊びごとの報告になってしまいます。 心の癒しになるのはやはり自然との接触です。
「シオマネキ」がいました。ハサミに特徴があるカニですね。 手に乗せると・・・・
シオマネキ(ヤエヤマシオマネキでしょうか)、の目も面白いですね。 はこがめ【箱亀】にも出会いました。(これも小室さんが見つけてくれたのですが)
花にも惹かれます。
そうそう、カエルにも会いましたよ。(小室さんが車から見つけます。毒を持っているらしく触れませんでしたが、私はこの後、足で彼の(カエルです)腹を蹴ってしまいました。何とか道路から歩道へ上げてあげたかったのですが失敗の末の蹴りでした。ゴメンね、カエルくん)
ダイビングをして心身共に少し休もうとの「石垣」滞在目的でした。 一度も潜らず。 本当に疲れていたのでしょうね。本人の自覚以上に休みを欲していたのでしょう。 今回も夜な夜なお世話になった「濱」のママさんとその息子さん。
そして慶田城さん夫妻。
慶田城さんとの写真を私のトップページにも載せておきました。 No.653 '08/05/29「「石垣」はダイビングなし!」終わり
いつも見慣れている浜(底地ビーチ)は潮が大きく退いていました。
「大潮」とは潮の干満の差の大きいことを言います。満月、新月の1、2日後に起こるのだそうです。
遥か遠くに船が浮いています。(この浜は「遠浅」です)
今年はこの時期、もう行けないと思っていたのですが(本当に時間の余裕を見つけられずあきらめていました)、ストレスでしょうか、心身のバランスが崩れかけているのを自覚したとたんすっ飛んで出かけたのですね。
よく、言ったり書いたりするのですが、これはきっと私の音楽が深いところで「遊び」に繋がっていることをなんとか記したいとの思いがあるからではないかと思っています。
「まじめに遊ぶ」、これが音楽を深めることだと信じるんですね。
それが生き物だと自分自身の投影ともなってじっと凝視してしまう結果となります。「生きる喜び」を感じるのも、「生きる切なさ」を感じるのもこの時ですね。
ガイドの小室さん(「石垣」に出かけるのも彼に会いたいという気持ちが強いことも大きな理由です)に教えてもらって砂浜をじっと見つめます。・・・・・そうすると・・・・。
シオマネキです。
写真に手を加えて赤い丸で示しましたが、左の方がオスですね(オスはハサミが大きく、左右いずれか片方が発達しています。左が大きいのもいれば、右が大きく強大なのもいます。)。
右はメスでしょうか(メスはハサミは普通です。大きくはありません)
オスがハサミを独特に動かすことで有名なのですが、これは「ウェービング(waving)」と呼ばれる求愛行動、それが「潮が早く満ちてくるように招いている」ようにも見えるために「シオマネキ」と呼ばれるのだそうです。
しかしこの時のオスは少し動きがおかしく、小室さんは「メスは種類が違うかなぁ」なんて言ってましたね。
まず長い柄が特徴、そしてそれが左右別々に横に動いて収納されるのですね。
この動きは本当に面白く楽しめました。シオマネキにとってはとても迷惑だったでしょうが。(笑)
セマルハコガメと呼ばれるのでしょうか。
何故かカメに惹かれる私。
ユーモラスですよね。でも真剣そうです。それが何とも言えず惹かれるのですね。
その色鮮やかさに。
蝶が舞っていました。蝶の動きに見とれる私。ちょっとあんな風に飛んでみたいものです。どんな風に景色が、花が見えているのでしょうね。
しかし、出かける直前に腰痛が起こり、それが「石垣」にいっても治らないどころか更にひどくなってしまったのですね。
疲れが腰に出てきたようです。
ということで実はダイビングは今回しなかったのです!
で、何ヶ月か振りでよく寝ました。(笑)
そして持っていった本をじっくり読むことができました。
会いたかった人にも会え(お一人というかファミリーなんですがもうお一方、おみやげ屋の「石垣」さんにはお会いできなかったのが残念でしたが)、最高の休養となりました。
同じ年、それだけでなく、とても親近感を抱いてしまう私です。
彼が作った曲を聴いてそう思いました。(その曲を私が合唱に編曲しています)
音楽は嘘つけないですよね。
彼とはこれからも長い付き合いになりそうで、ちょっと嬉しい気持ちです。
夏の「石垣島」。私には無くてはならない場所となっています。