皆さんの一日のしゃべる時の「ピッチ」がどんな風に変化しているかご存じですか。
5年程前にシュッツ合唱団でアンケートをとったことがあります。
朝起き立ての時、そして昼間および就寝前、話し声の「ピッチ」を記録してもらいました。
結果は以下のようになりました。
朝は低く、昼間は高く、夜は昼間に比べて少し低くなるということでした。
一人一人正確に音名を書いてもらいました。パートごとによって若干の違いはあるものの、パート別に似かよった特徴がみられます。
ある人はそのピッチの幅が4度になると報告したものもありました。
体が活発化している昼間などは高くなっていますね。それに人に接した場合の緊張感などでも声は高いピッチをとるようです。
そして一日の終わり、疲れた声は眠りを待って休息の準備。声は低くなっていきます。
皆さんも一度、一日の声の高さを調べてみませんか。
声は健康のバロメーターですね。
張りのある声、かすれた声、潤いのある声、その他様々な形容詞を伴う声があるわけですが、声の高低による違いに気がつけば、きっと新たな発見があると思いますよ。