ビクトリアの作品、その周辺、そして我が国の作品を演奏
演奏活動を通じて社会に貢献
合唱音楽の追究と未来像への模索
音楽監督・常任指揮者 当間修一により2004年4月に創設された合唱団。後期ルネサンス時代最大の作曲家と評されるスペインのT.L.deビクトリアの作品を核に、その周辺の作品および日本の作品を演奏、紹介することを目的とし、名古屋を拠点に演奏会活動を行っている。
T.L.de ビクトリア作品の連続演奏に取り組んでおり、これまでに「死者のための聖務曲集(レクイエム)」、「エレミア哀歌」、「聖週間 暗闇の朝課のための応唱(レスポンソリウム)」、モテット、イムヌスを多数演奏。またルネサンス・バロック時代の作品から、T.タリス「エレミア哀歌」、C.モンテヴェルディ「6声のマニフィカト」、H.シュッツ「宗教的合唱曲集」、「ドイツ・マニフィカト」、J.S.バッハ「主に向かって新しい歌を歌え」、「来たれ、イエスよ、来たれ」などを演奏。
邦人作品も積極的に取り上げ、千原英喜「雨ニモマケズ」、「月天子」、「十字架上のキリストの最後の言葉」、木下牧子「光はここに」(以上4曲名古屋初演)、鈴木憲夫「祈祷天頌」、「地蔵礼讃」、「永久ニ」、柴田南雄「追分節考」、「歌垣」などを演奏、意欲的な活動を続けている。
演奏活動の充実とともに、地域の合唱音楽への貢献を目指し「当間修一合唱講座 in 名古屋」を2009年から開講。
2010年5月に姉妹団体である京都クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団と共にイタリア(マントヴァ・ヴェネツィア)の教会にて3公演を開催し、絶賛を博す。
2013年11月、ビクトリアの生地であるスペインへの演奏旅行を行い、サラマンカ、アルカラ、マドリッドの教会にて3公演を開催し、好評を博す。
2016年度愛知県合唱連盟「藤井賞」受賞。
2017年、姉妹合唱団とともに「マントヴァ室内音楽フェスティバル」に招聘され、現地の熱烈な絶賛を博す。
また、2009年8月「エレミア哀歌/歌垣」(完売)、2011年5月「Quam pulchri sunt/おらしょ」、同年7月「Magnificat/どちりなきりしたん」(完売)、2014年12月「地球ばんざい/飛行機よ」、2018年12月「名古屋ビクトリア合唱団 Vol.5 ~時空を紡ぐ祈り、慈しみの言霊~」とこれまでに計5作の自主制作CDを発表している。2010年7月FONTECより発売された「柴田南雄とその時代 第一期」には当団演奏の「歌垣」が収録された。さらに、2011年10月発売の「柴田南雄とその時代 第二期」には同年1月に大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団、京都クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団と合同で録音した「三重五章」が収録されている。
≪名称≫
名古屋ビクトリア合唱団
(Victoria Choir NAGOYA)
≪創立≫
2004年4月25日
≪音楽監督・常任指揮者≫
当間 修一
≪代表≫
福岡 縁
≪副代表≫
來住 真希子 上田 一仁
≪会計≫
久我 真生 池田 未花
≪コーアマスター≫
青木 佐知子
≪パートリーダー≫
青木 佐知子 (Sop.) 福岡 縁 (Sop.サブ)
來住 真希子 (Alto)
高田 佳代子 (Alto サブ) 中橋 陽子 (Alto サブ)
加藤 篤史 (Ten.)
上田 一仁 (Bass)
≪パートマネージャー≫
都筑 孝子(Sop.) 石川 真理(Sop.)
鈴木 直子(Alto)
近藤 和哉(Ten.)
小塚 真人(Bass)
コンサート委員長
上田 一仁